フローライトは別名を蛍石と呼んでいます。

フローライトは世界各地で採掘されるストーンです。

フローライトの産地はイギリス、スイス、フランス、中国、アメリカなど様々な国から採れます。

もっとも多く採れる紫色のフローライトは、イギリス産のものでも、フランス産のものでも、まったく同じ紫です。

他の鉱物は色合いが微妙に違うので産地を特定できますが、フローライトの場合は、どんな色であっても、世界中で共通した色合いを持っているために、外見だけで産地を特定するのは困難です。

高純度の無色透明なフローライトは、カメラや顕微鏡、望遠鏡、高級光学機器などのレンズに用いられています。

蛍石レンズは１９世紀の後半から、高級素材として小さな顕微鏡などに使用されていました。

２０世紀の中ごろには、合成技術の発達によって、天体望遠鏡やカメラのレンズなど、大きなものの加工が可能になりましたが、やはり強度が弱く、高度な加工技術が必要なために、現代においても、非常に高性能で高額な素材として知られています。

熱を加えれば神秘の光を放ち、砕けば正八面体のかけらとなります。

フローライトは、精神面への効果が高く、ストレスや心の疲れを癒し、心身の調和をもたらしてくれると言われています。

感情の乱れを防ぎ、秩序をもたらしてくれる。

迷った時や行き詰った時、落ち込んだ時に身につけると前向きな気持ちにさせて解決へと導いてくれるでしょう。

フローライトは天才の石とも言われていて、脳の働きを活性化させ、集中力や記憶力、思考力、判断力、分析力を高める。

そして、意識を高いレベルへ持っていく。

自由な発想や想像力を刺激するため、アイデアを必要とする人にお勧めだと思います。

優しさや穏やかさを引き出して、人間関係を円滑にするのを手助けする。

フローライトを他の石と一緒に持つと、その石のパワーを助長すると言われる。

マイナスのエネルギーを、心地よく洗い流してくれますので、すがすがしくさっぱりとした気持ちにさせてくれます。

知的な分野での効果を期待するときには、紫色のフローライトがおすすめです。

ピンク色のものは、穏やかでやさしい性質を導き、異性を誘惑する魅力を作り出すといわれています。

元気を出したいときには、太陽のエネルギーを持つ、黄色のものを身近に置くと良いでしょう。

また、心を安定させたいときには、緑色か青色のものがおすすめです。

色別の効果は以下です。

～青色～

・安らぎや冷静さを与え、精神の統一を助ける。

・知的能力を高める作用がある。

・人間関係を整える。

～黄色～

・冷静な判断力や行動力を高める。

・精神的、肉体的な疲れを取り去り、リラックスさせる。

・明るい気持ちにさせる。

～白・無色～

・情緒不安定や精神状態の安定に効果的。

～ピンク～

内面を磨いて、気品や女性らしさを身につけ、表情を豊かにする

～緑～

・疲れた心と体を癒してくれる。

・集中力や記憶力、理解力を高める。

・感情の乱れを防ぎ、精神を安定させる。

～紫～

・霊的精神性を向上させ、精神性、意識を高める。

・浄化能力が高く、ストレスを解消

・滞っていたことに変化を与える

・強力な守護力を持つ。

どの色を持つかは直感的に決めるとよいでしょう。