ヒスイはジェダイトとネフライトの2種類に分けられ、ジェダイトのほうが高価です。
日本では、昔からヒスイとして知られてきました。
ヒスイの産地として有名なのは新潟県の糸魚川で取れるヒスイです。
日本各地の遺跡から翡翠の玉が出土していますが、その99%以上は糸魚川産であるという報告もあります。
今から5,500年前、縄文時代の人々はこの翡翠を拾い、加工を始めました。
日本で初めて翡翠加工を行ったのは、「長者ヶ原遺跡」にいた人々です。
2016年、日本国の石として翡翠が選定されました。
日本鉱物科学会が選定したものです。
日本が世界に先駆けて利用してきた石だと思うと見る目が変わります。
ヒスイは一般的に緑のイメージがありますが、他にも白、紫、黄、赤もみかけます。
中でもエメラルドグリーン色は目を惹きます。
この石は、持つ人に徳を与えると言われています。
指導的な立場の人が身につけることで、周りから信頼を得ることができます。
冷静さや忍耐力を養います。また不運からも身を守るとしてお守り代わりとして身につけている人もいます。
ネガティブな感情からも身を守ります。
ビジネスや新しい事業を始めるときなど、大きな効果を期待できると言われています。
縄文時代では勾玉の材料として作られてきました。
現在では、他の石で作られた勾玉もありますが、個人的には、勾玉は、ヒスイが1番よいと思っています。
残念ながらヒスイは染めやすいため、本来の色合いではないものも出回っています。
鑑定士の人でも見分けるのが難しいそうです。
樹脂含浸の場合、無色透明なので、樹脂含浸しているかどうかは精密な測定をしないと見分けがつきません。
ですが、あまりにも表面がつるつるで、窪みが全く無く、しかもそれほど高価ではないものには注意が必要です。
なぜならば、天然無処理の翡翠の場合、研磨してもどうしても取りきれない微小な窪みが必ずあります。
翡翠を知らない人は、窪みなどがあると、安物と思ってしまいがちですが、天然無処理の翡翠は非常に高価なものでも、微小な窪みがあるのが普通です。
ですので、表面に全く窪みがないようなつるつるの翡翠で、数万円程度で売られているものは疑いを持つ方がよいと思います。
また黄色や、茶褐色、黒等斑点があるものは天然石と言ってももいいと思います。
自然界で何億年もかかって結晶化した翡翠は必ずと言っていいほど不純物を含みます。
その不純物が黄色や茶褐色や黒色等の斑点として現れます。
買う人にとってはそのような不純物は価値がないのではと思われがちですが、実は、見た目がよくないほうが、その石の自然なエネルギーを感じる事もあります。
ヒスイを選ぶときの参考にしてみて下さい。

kilastone

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