２０年前にはじめてパワーストーンに出会いました。

その頃の私は、精神的に追い詰められていました。

３人の子供たちを抱え、現状を変えられない自分に腹を立てながら、もがいていました。

そんな時、お店に引き寄せられるように入り当時のオーナーに石を扱うのは、あなたの使命だと言われました。

その時に心奪われたのが水晶の指輪でした。

何故か、気持ちも軽くなり、自分の中でも何かが変わる！と熱いものを感じ、力が湧いてきました。

不安定な時期でもあったので、西洋占星術も学び始めて、星回りを知ることで納得していました。

今思えば、占いも心のよりどころだったと思います。

ここから私の逆転人生がスタートしました。

翌日から、パワーストーンの知識を得るために独自で様々な石たちに触れ合い、その石の性質やエネルギーの強弱を
知ることになります。

最初は石の気持ちも全然伝わりませんでしたが、大切に扱い話しかけ続けました。

そんな繰り返しをしている時に、あり得ない出版社からのオファー！

まさか？

西洋占星術のまだ見習いと言うか、勉強中だったので、驚きしかありません。

これは水晶しか考えられない！

そう直感的に感じました。

そして３年間も占い＆パワーストーンの本を出させていただきました。

第二のお父さんの存在であった編集長は普段は穏やかな人でしたが、仕事のモードに
入ると鬼のように恐い人でもありました。

毎日毎日、原稿はまだかと最速の電話ばかりにうんざりし、、よく携帯の電源を切っていたころが
今では懐かしいです。

３年間は自分自身が鍛えられ打たれ強くなった期間でもありました。
これが、私にとって何事に対しても物怖じしなくなったきっかけです。

あの時は、文章力はまるでなかったので、今思えば書いていた自分にもびっくりです。
編集長には感謝しかありません。

負けん気の強さだけは人一倍あったので、最後まで諦めず、書き続けられました。
もう１つは、自分にとっての試練を乗り越えさせてくれる石は何か？

そう考えていたときに、頭にラピスラズリが浮かんだのです。

早速身につけて、試すことになりました。

追われる毎日でしたが、結果、挫折することもなく出版することができたのです。

すると。身につけていたラピスラズリが急に重く感じて外したのをいまでも鮮明に覚えています。

やはり、どんなときでも自分一人では限界があると思います。

この石の凄さを身に沁みてからは、そのときの自分に必要な石を身につけることで良い方向へ進んだり
乗り越える強さを与えてくれると思っています。

様々な試練は与えられてきましたが、必ずもうだめだ！と思っていることでも寸前のところで救われて
きました。

全てとは言えないまでも、パワーストーンが力になってくれたのは言うまでもありません。

石と友に成長してこられたことは、人生の中での私の宝ものです。

だから石たちには、いつも感謝しているんです。

自分の中での変化としては、ものすごい短気だった性格が、今では、穏やかでいられます。

あり難いことです。

若い頃は、父の多額の借金を背負ったり、騙されたり、最近では愛する彼を失いました。

人生は何が起こるかわからない！

今だから、嫌な過去でもこんなこともあったと、さらりと流せるようになったんだと思います。

やはり石と上手く付き合って行けば、良い方向へ導いてくれると思いますし、また試練を与えられるようなことが
あっても、それは、自分を高めてくれるために必要なんだと考えて頑張れば、石は力を貸してくれると思います。

癒しはもちろんですが、時には前向きだったり、やる気が起きたり、勇気を与えてくれるのがパワーストーンだと
思います。

必ず、必要な石があるはずです。

石を選ぶときは、その石に集中して触れたりしながら、そっと石に語りかけます。

後は、直感で選ぶことも大切です。

石たちにも意思があると思うので、人に話しかけるように扱って下さい。

パワーストーンは、知れば知るほど奥が深いです。

長い間、パワーストーンに関わっていますが、ここ数年では、より石の効果を感じられる
ようになりました。

石って不思議です。