アクアマリンは、名前の通り海の水の色をした、とても美しい石です。
精霊に愛されたものが陸に打ち上げられて宝石になった、という伝説から、海の宝物とも呼ばれているアクアマリン
ベリルという鉱物の一種で、エメラルドやモルガナイトなどと同じ仲間です。
ベリルの日本名は「緑柱石(りょくちゅうせき)」とも呼ばれています。
三月の誕生石の1つとしても知られています。
なんといってもブラジルが有名です。
特にミナス・ジェライス州は、万人の鉱山という名前の由来のとおり、さまざまな宝石の宝庫として知られていますが、その中でもアクアマリンの質の高さには優れていてブラジルを象徴する石だともいわれています。
あらゆる生命の母なる海を象徴するアクアマリンは、やすらぎと豊潤を象徴するとともに、希望と勇気を与えてくれる石だといわれています。
古来、ヨーロッパの船乗りたちは、航海の安全と豊漁を願って、アクアマリンをお守り代わりに身につけていました。
また、古代エジプトの王家の墓からも、数珠状に加工されたアクアマリンが多数発見されていることから、なんらかのお守りとして使用されていたと推測できます。
その優しい愛らしい透明感あふれる色合いから、天使の石、人魚の石とも呼ばれています。
また、激動の時代に、処刑させられた悲劇のフランス王妃、マリー・アントワネット。
パーティとギャンブルに明け暮れる、享楽的な女性としてよく知られていますが、彼女は美的センスをもった、すばらしいファッションデザイナーでもありました。
マリー・アントワネットは、立ち居振舞いの優雅さと、天真爛漫で素直な性格、優れた着こなしから、見るものすべてを魅了したといわれています。
花を愛し、音楽を愛し、香水を愛しました。
その中でも、特に愛してやまなかったものは、ダイヤモンドと、アクアマリンだったそうです。
アクアマリンには、様々な名前がありますが、特に夜の女王と言われた時があります。
この名前は、ゆらめき立つロウソクや幻想的な月明かりなど、夜の照明の中、中世ヨーロッパでは、夜会用の宝飾品として、たいへんな人気を博しました。
古代ローマでは、月の女神ディアナの守護石とされ、不慮の事故や災害から守ってくれる、月光のパワーを宿した石だともいわれています。
アクアマリンは心の安定をもたらし、調和のとれた、健やかな人間関係をつくるといわれています。
中でも海のやさしさを持ったアクアマリンは、コミュニケーションを円滑にしてくれます。
子宝に恵まれ、幸せな結婚を象徴する石だともいわれてきました。
調和と豊潤を象徴するアクアマリンは、芸術的なセンスを引き出す力があるのではないかと感じていたアントワネット
アクアマリンをこよなく愛したマリー・アントワネットは、最先端のファッション・リーダーであったばかりでなく、音楽的な才能にも恵まれ、ハープの名手でもありました。
死の直前まで、周囲への気配りを欠かさず、優しい微笑と気品を失わなかったといわれるマリー・アントワネットの魅力は、アクアマリンによっていっそう高められていたのかもしれません。
身につける人の心を癒し、周りにも気配りが出来るようになった人もいます。
公平な立場で物事を判断できる!
夫婦仲が上手くいった!
そんな効果もあるようです。
人間関係でつまずいている人にも心強いサポートをしてくれるのではないかと思います。

kilastone

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