勾玉は、日本の縄文時代の遺跡から発見されたものが世界で最も古いとされています。
日本の天皇家が継承してきた三つの宝物とされる、剣、鏡、勾玉は三種の神器と呼ばれています。
不思議な力が宿るとされる勾玉は、翡翠、水晶、メノウ、琥珀、べっ甲などのものがあります。
山梨や新潟で翡翠が取れると石英や砂を使って、とてつもない時間をかけ翡翠などの石を磨きあげ、穴をあけて作ったといわれています。
もともと古代の人々が、魚や獣の骨を削ってお守り代わりのペンダントとして身につけていました。
勾玉は装身具、祭事の際の呪術や魔除け道具として用いられていたことで知られています。
また、天皇家に代々伝わる勾玉を身につけていた天皇は長生きをし、身につけていなかった天皇は短命であったという説もあります。
このほか翡翠の勾玉は、不老不死の薬としても使われていました。
光明皇太后が756年に聖武天皇の遺品を東大寺に収めた際、不老不死の妙薬として薬帖に記され、正倉院御物に残されているのです。
神話の中ではスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、勾玉をアマテラスオオカミに献上されました。
勾玉の頭の部分は太陽を表しており、尾の部分(細い)は月を表しています。
そして、頭に空いている穴には、祖先とのつながりを持ち、持っている自分自身に降りかかる邪気や邪霊から自分を守るという意味合いがあります。
勾玉の形の由来は、、動物の刃で作った形、、胎児の形、魚の形、腎臓の形、月の形と言われています。
勾玉は魔除けや厄除け、開運効果などお守りとしての効果の他に、持ち主の健康や生命力を向上させ、能力を高めるなどのスピリチュアル効果があります。
また、勾玉は胎児の形に似ていることから、女性には安産のお守りとして人気があり、他にも女性が勾玉を持つと美しくなれる、男性が持つと仕事運が上がるとも言われています。
赤色の勾玉は、人間的に成長したい、美しくなりたい、今よりも積極的、行動的になりたい人に適しています。
ピンク色の勾玉は、新しい恋を見付けたい人、恋人との仲を深めたい人に適しています。
青色の勾玉は、出世、事業発展、営業運を高めるので、経営者や仕事運を上げたい人に適しています。
緑色の勾玉は、人の縁をつなげてくれる効果があり、人間関係を良くしたい人に適しています。
黄色の勾玉は、金運を上げる他に、黄色は光を連想させることから希望を持たせ、やる気を引き起こしてくれると言われています。
紫色の勾玉は、心身を癒し体調を整えてくれる効果があるため、健康的になりたい人に適しています。
茶色の勾玉は、親子、夫婦、兄弟姉妹の人間関係を良くしてくれる、貯蓄運を上げる効果があります。
白色の勾玉は、臨時収入など、思わぬ幸運が舞い込みやすくなると言われています。
黒色の勾玉は、学校の成績向上、受験合格を祈願する人に適しています。
勾玉は日本人が一番最初に使った最も古い形の石です。
神秘的な形はお守り代わりに持つと良いと思います。

kilastone

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